よくある個別相談での風景、「自己資金500万でアパートを買いたいのですが・・・」

もちろん出来ないことはないです。
今の融資環境でフルローンが可能な銀行もありますので、そこから考えると6000万くらいの物件が目安。
問題は見せ金がいくらあるのか。
見せ金1000万で500万を使うならまだしも、アパートに充てる自己資金500万しかない・・・では、なかなか銀行もオッケーとは言わないでしょう。
では、個人属性や資産背景からフルローンでは審査が通らない場合は?
価格の9割融資なら、3000万くらいが目安。
その時に冷静に判断して欲しいのが、安いには安いなりに理由があるという事。
特にこの情勢で考えると、首都圏の場合、資産価値や管理状態、その他何かしらのネガティブな原因があると思ったほうがいいですね。
そういう物件に限って表面利回り9%や10%、またはそれ以上、高利回りなのです。
そして、いつもの話し。「なぜ利回りが高いのか?」、「リスクが高いからかな?」と疑いを持った方がいいという事。
もちろんそれで空室リスクを下げることができて、管理状態が良ければ、そこそこ効率のいい投資とはなるでしょうが、要はそのリスクを背負ってまでやるのかどうか。
立地によっては、投資ではなくギャンブル性の高いものになるのです。
まだ若い方ならともかく、高齢の方がする投資ではないかなといつも思うのです。
もちろん何かあった時にカバーのできる資産背景余力があれば、挑戦してみてもいいでしょうが。
それなら多少利回りが低くても、資産価値が高く・投資ストレスの低い、長期的に見ても安定できる好立地の区分マンションを買うことをお勧めします。
クリックお願いします!
