昨日は底地を数件持っているオーナーさん宅を訪問。
高齢者の一人暮らし、目もほとんど見えていない状態。
近くに4世帯のアパートを所有しているので、
プラス年金とで何とか生活はやっていけてるようです。
相談内容としては、借地人に更新料を支払って欲しいとのこと。
「借地の契約者はありますか?」
「どうかなー、目が悪いからわからないんだよ。」
山になってる書類の中を一緒に探して、なんとか見つけ出しました。
更新料は法的に支払いの義務はなく、お互いの合意がないと取れません。
契約書を確認したところ、更新料についての記載がなかったので、支払ってもらうのは難しそうです。
もちろん相手側が同意してくれればまた別ですが、そもそも借地料でも揉めてもいるらしく、その可能性はなさそうです。
借地権を買い取るか、底地を買い取ってもらうかして資産整理を進めたいところですが、先祖からの土地ということで、売却はしたくないとのこと。
よくあるケースですね。
そんな時いつも思うのは、それを本当に相続人がもらいたいと思うのかどうか。
借地人との関係性も良くはないし、資産価値も決して高くはありません。
そんな事なら、現金化かもう少し収益性の高いものに組み替えて欲しいところです。
それとなく伝えてはみますが、わかってはもらえませんね。
時間がかかっても意識がしっかりしている今のうちに対処していかないとです。
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