ある不動産投資に関する調査によると、会社員でワンルーム投資をしている全国20〜59歳の男女200人を対象にした実質利回りは平均が4%であることが分かったとの事。

また年間家賃利益については、プラスと回答した人は76.5%で、このうち20代・30代ではプラスの回答が8割超となり、若い世代の投資が順調であるようです。

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この結果を聞いて、利回り低くない?と感じませんか。

実質利回り4%だとこれは東京の一等地であり、全国で考えた時にはもっと高くなければ、リスクとリターンが伴っていないように思います。

また、プラス回答が76.5%であれば、約24%の人はマイナス。自己資金割合にもよりますが、どちらにしてもなかなか厳しい結果ですね。

そこで気になるのはワンルームマンションの築年数。

回答としてもっとも多かったのは、5〜15年未満の物件を買っている人が3割。

男性は築年数の浅いものから古いものまで分散して購入している傾向があるが、女性は築5〜15年未満の物件を購入している人が8割を超えているとか。

問題として、運用中にこれだけ収支がマイナスになっているのであれば、売却した時には、さらにそのマイナス回答が増えているように思います。

原因としては、入居者が決まらなくてマイナス、または新築や築浅のようにそもそもの利回りが低すぎてマイナス。

共に今後、家賃が下がっていくでしょうから、収益還元から売却時の価格は下落すると考えられ、ローン残債が売却価格を上回ってしまい、持ち出しになってしまいます。

不動産投資の入口は特にどのような投資が良いのか悪いのか判断が付きづらいと思いますが、まずは新築から築浅の区分ワンルームマンション投資の購入は避けておいた方がいいです。

女性の8割が築5〜15年未満の物件を購入しているというのには驚きですが、新しい・設備が充実している等「自分が住みたい=儲かる」ではないということですね。

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